西表島でさとうきび刈り援農に行った時の日記

 

 

2月2日 雨の効果と喜納さんパワー

今日はお休みで、朝から雨が降っていました。いつも1番に起きる私ですが、夢見が悪かったのと、疲れているせいで3番目、8時20分頃起床。

お茶を飲みながら今日はどうしようかな〜っと考えていましたが、そう言えば小学校で学芸会があるって言っていたのを思い出し、のぶちゃんと一緒に古見小まで散歩。踊りや、唄三線、芝居、合奏に合唱、島の環境(ゴミ問題など)を取り上げた発表など盛りだくさんの内容を2時間ほどで見せてくれました。

古見小の児童は9人という寂しい響きはありますが、1年生から6年生までの子供達がみんな一緒になって協力しあっているのを見て、何だかほほえましいなぁ〜て思いました。 みんなすごくイキイキしていて、この日の為の練習風景なんかをかいま見たり。ちょとホットな気分になれました。

帰ってからは、よし、こんな日は何処へも行かず内職だ!と取り出したるは石垣島で買ってきた芭蕉の紐。ビーズや貝殻を編み込んで腕輪やストラップなんかを作りました。手紙や絵なんかも書いて、はぁ〜この休日も1日こんなゆるゆるな感じで過ぎてゆく〜これも雨の効果かな・・・と思いきや!夕方にやんだ雨、夕焼けがキレイに空を包みました。


晩ご飯を作っている途中で喜納のおばちゃん(1月19日の日記参照)が「ご飯もうすんだ?」と訪ねて来ました。作っている最中と見かねたおばちゃんは「じゃーレタスいっぱいもらったから持ってくるよ」と一度家に帰ってから持ってきてくれました。

これはチャンス!と思った私は「喜納さんゆっくりしていってください」と三線を差し出し早速リクエスト。私のオリジナル曲「うすべに咲くころ」の原曲になっている「梅の香」という沖縄民謡のさわりを教えてもらいました。本場はやっぱり違う!教えてもらうというよりは聞き惚れていたという方が正解かな。

その後は喜納のおばちゃん(といってもまだ35歳)が子供の頃お芝居が好きでオジーやオバーに負けないくらい方言がバリバリ喋れたという話とか、結婚する前の旦那さんとの馴れ初めとか、子供の話とか色々ゆんたく(おしゃべり)して楽しいひとときでした。なんせ喜納さんは26歳で6人の子供を産み終えたスーパーママ!何をとっても「すごーい!」の繰り返しでした。道で拾ったバックパッカーを家に泊めることもよくあるみたいです。「覚えてくれているコはハガキなんかを旅先から送ってくれるさぁね。そういうのが楽しみなんだよね〜」ってやさしい笑顔で話してくれました。

私は今、25歳だけど、喜納さんは、私の歳でもう5人の子供を産んで育てていたんだな〜とか思うと、尊敬せずにはいられない!母は強し。どこまでもあこがれの人であります。

 

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