西表島でさとうきび刈り援農に行った時の日記

 

 

2月3日 寝耳に水 遠い家族からの連絡 と 豆まき

福井にもどってから住もうと思っていた家が「古すぎるために取り壊す」という連絡をもらい、昼頃からどんよりしていました。4月からの予定が大幅変わってきそうです。う〜ん、考えなければ・・・

気を取り直し!

明日は父が石垣島にやってくる日です。明日の宴会の席で唄う約束をしていた私は明日の仕事を昼で切り上げ、この前の様にしばしゃんに大原港まで送ってもらう予定でありました。

ここに私が来ることをあまりよく思っていなかった両親・・・偶然にも私が西表島にいるときに父が来てくれるということが分かった時は嬉しかった。私がこんな遠い島に何度も来ている訳を、ここの風土を体で感じてわかってほしかったから。

いつものように仕事が終わって、お風呂に入って、食事の後、明日の予定を確認するため父に電話をかようとしたら留守電が入っていました。「お父さんが1ヶ月の怪我で入院しました。これを聞いたら家に電話を下さい」と、姉の声。「え?ウソ??」なんて、実はあんまり信じずにすぐに家に電話をしましたが、そんなウソつくわけもなく、母に詳しく聞くと、父は顎の骨を骨折して今は流動食と点滴の生活で、どうも相当辛そう。「帰ろうか?」と言いかけましたが、先に「別に帰らなくてもいいよ」と両親は言います。確かにすぐに帰れる距離ではないし、ここでの生活がまだ、自分としては始まったばかりでこれから、もっと色んなこと感じたり体験したりしたいと思っていた矢先の出来事でした。

私はどうしたらいいんだろう。

色んな思いが渦になって頭の中をぐるぐる回ります。そんな事を考えている時に「まちこちゃん、豆だよ、豆まきしよー」と誘いに来てくれたのはのぶちゃん。居間ではみんなが集まって「鬼は外、福は内」と言いながらそれぞれが豆をまいたり食べたり。何か、ホント家族みたい。

実家で子供の頃父とした豆まきを思い出したりしながらちょっとセンチメンタルな夜でした。

 

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