ヒトリゴト
‥‥空の青さは心の中に‥‥

ときには・・ひとりでぼんやり日記で

 

「アレルギーとの戦いっ!」
その1 安眠妨害の小悪魔

 

一見健康そうに見える私、実は年期の入ったアトピー性皮膚炎の保持者である。

小さい頃から、色んなお医者さんに診てもらったり、漢方を試したり、民間療法や薬 草茶などに凝ってみたりしたが、それでもスッキリとはいかず今だに悩みの種であ る。手足の関節、首、ひどいときは顔や背中など前進にわたってブツブツができる。 そして超痒い。

特に今年の冬は夜も眠れないほどの痒みに侵され、日常生活にまで支障を来す有様・ ・・。

医者に行けば薬をもらえて楽になれることはわかってはいるものの、ステロイド剤を 処方されるのが嫌でここ5年ほどは、竹酢液や煎じ薬等でどうにか難を凌いでいた。でも、やっぱり限界。眠れないというのは深刻である。ああ、やっかいな体。

「あんた、アレルゲンもわからんとってから民間療法しとったってあかんで」と姉に言われたのは今年の正月。そういえば私、その手の追求は何となく面倒くさく て避けていた。

「アレルゲンね〜、私はお姉ちゃんと違って多分いっぱいあると思うけど・・」姉は、成人して就職した後にアレルギーに冒された。

「アレルゲンを特定できたことで自力でも治せる自信もつくし、ストレスも減った で。アンタもはやく行ってきなさい!」と力説されたが、私は最初尻込みしていた。姉と私ではアレルギー歴が違いすぎる。私のは色々試した20年選手だ。一緒にされ ては困る!と。

しかし、私はその時、痒みに脳みそまで侵されそうになっていた。「それもいいかもね・・」内心、ワラをもつかむ気持ちでそう言った。そしてその後、姉に紹介してもらった生協診療所にてアレルゲンを特定する「スクラ ッチテスト」なるものを受けることにしたのだった。

電話でテストの予約をしたときは休診日だったにも関わらず、ものすごく丁寧に応対 してくれた。

その後テストを受ける前の注意点や「仮性アレルゲン」と呼ばれる食品群の一覧表や ら問診票やらがfaxで4枚届いた。う〜ん。なにやら本格的・・。

特にビックリしたのがこの「仮性アレルゲン」のこと。 「仮性」とつくので、それ 自体が原因でアレルギー反応をするのではなくて、アレルゲンによって起こったアレ ルギー反応をより活発にさせるものというものらしい。症状がひどく出ているときは この食品群を食べると更にひどくなるし、症状が軽いときでも食べない方が良いらし い。結構沢山あってショック!意外だったのは、野菜のトマト、ナス、ジャガイモ、

ゴボウ、ほうれん草、エノキ なども痒みを増進させちゃうってこと。 私はてっき り、肉、卵、油 を避けりゃ大丈夫って思っていた(もちろんこれらの食品群の中に は、鶏肉、牛肉も含まれる)。その他、エビ、タコ、マグロ、イカ、ワイン、チー ズ、チョコ など、好物ばかりで悲しかった。これじゃ、外食もできないぜ!

ほんと、今日から何食べよう・・と途方に暮れてしまったが、しらなくて痒いよりは いいかと考え直し、ドクダミ茶をごくごく飲み干す。とりあえずその日は、白菜、大 根、にんじん、豆腐で野菜鍋を作り食べてみた。うーん、ヘルシー。

スクラッチテストの予約の日まで1ヶ月あり、その間私は例のごとく、沖縄に20日 間行っていた。

「そんな体調悪そうやのに大丈夫かいな。」と周りに言われながらの出発であった が、これがビックリ! 沖縄に行ったとたん症状が軽減! 湿度と温度、後は気分的 な問題なんじゃないかというのが自他ともの見解だった。ホント、帰りたくなかった よ。

帰ってきた瞬間から症状悪化。悲しかった。

スクラッチテストの1週間前は仮性アレルゲンの食品群はもちろん、アレルギーに良 いとされる食品群をもとらないようにして備える。これがなかなか。ままならなかっ た。 「少しだし大丈夫!」と積み重なっていた気がする。こんなんだからスッキリ 治らないのね・・

何はともあれ、テストの日がやって来た。実体の掴めなかった小悪魔が明らかになる。甘い気持ちを入れ替えて確定されたアレルゲンを徹底的に排除しないと!

そして、今日こそ安眠してやる!

その2に続く。。。。

 

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