西表島でさとうきび刈り援農に行った時の日記

 

2月8日 やまねこマラソン


昨日の酔いがまだ程良く残っているみんなが朝ご飯を食べている。今日はたくさん来た学生達をきび畑で農業体験してもらうみたいです。

朝から大勢トイレや洗面所を出入りしています。彼らはテント暮らしで朝晩は自炊生活。トイレとお風呂のみ佐藤家にて共有の賑やかな3日間です。

今日は休みの私は「マナの店」という、さをり織りのできるパン屋さんに行こうと思い、店の前まで歩いて行ったら閉まっていた!がーん。 そうか、今日はやまねこマラソンの日、島民はもちろん各周辺島々のランナーがやって来て、3キロ、10キロ、23キロ のコースに別れて走ります。

・・・そう言えば富正さんの家の援農やっている、そっとんとかっちゃんとか、西部の友達も何人か出るって言っていたなぁ・・・

よし、行ってみよう!と思い立ち早速ヒッチハイク。運良く1台目の車が止まってくれましたが軽トラックに2人乗っていて、しかも荷台には荷物が!それでも止まってくれた親切さに感謝しながら、「すみません、西部まで行きたいのですが」と言うと「え〜遠いね、途中までになるけど・・・」と言いかけた時、またもう1台の車が通りかかり、それを軽トラを運転していた人が「何処まで行きますか?」と聞いてくれましたところ「やまねこマラソンまで」という返事。「じゃあ、こっち乗って行ったら?」と言われ、運良く1台で会場までたどり着けた私です。私を乗せてくれたのは沖縄本島から来ている玉城さん親子。お父さんが10キロのコースに出場でお母さんと8ヶ月のよーちゃん♂は応援ということ。会場に着くまでの間、ずっとゆんたくしていて楽しかったです。

会場では懐かしい西部の友達にたくさん逢えて、みんな頑張って走っているのを応援できました。道の至る所に応援コーナーがあって、子供達がエイサーをしていたり、おばー達が祭りで使うお面をかぶってドラをたたいて応援していたり、ゴール前では西部の友達がやっている「美ら太鼓」が景気よく応援していました。

10日に一緒にライブやるまーちゃんも23キロのコース走っているはず。と思ってゴール地点で待っていたのですが、結構ゆっくりのゴールでした。そっか〜この後夜の宴会でライブするって言っていたもんな〜。全力で走ったら大変なことになってしまうからね・・・

みんなが完走した後は宴会の準備が始まります。さっきやっていた「美ら太鼓」も出演です。続々と宴会のステージの出演者やさっきまで走っていたランナー、応援をしていた人たちなんかが集まってきました。それにしてもスゴイ人!出場した人だけでも千人を超えているらしく、とにかく会場だけで収まらず外にも人がわんさかいる状態。この島でこんなに人を見たのは初めてだったかも。

行きがけ送ってくれた玉城さん親子も会場に発見!しばらくお話していました。よスタートは子供達が演奏する三線に美ら太鼓が競演、そして民謡、フラダンスにエイサー、まーちゃんバンドも刺身が入ったサバニが出てきた後、「サバニをこいで」で登場していました。西表星立青年部の応援団もスゴイ迫力!(ミニスカートのチアガールもごっつい男の人だったりしたから別の意味でもすごかったんだけど)カチャーシーが始まり、だんだん盛り上がっていく感じではあったのですが、行きがヒッチハイクの私は明日仕事のため、また東部行きの車をつかまえなければなりません。

ちょとあせってみたりしましたが、幸運にも大富の公民館でフラダンスの練習をしていて今日も踊っていた顔見知りの女の子を2人発見!「古見までいいですか?」と聞いたら快く乗せてくれました。

大きなワゴン車でたくさん女の子達が乗っていました。隣に座っていたマナちゃんという女の子と話をしていたら彼女も唄っている人らしく、じゃぁ、せっかくだしってことで明後日の公民館ライブで出演してもらうことになりました。なんだか面白くなりそう。

古見の佐藤家に帰ると、学生達がみんな家に上がっていて「ナビィの恋」の上映会が終わったところでした。そして、その奥の男部屋では佐藤家いつものちゃぶ台でいつものメンバーが飲み会をしていました。その光景に思わず笑ってしまった。

その後は遊びに来ていた喜納さんが学生達を相手に延々と沖縄の話をしていました。

今夜は賑やかでした☆

 

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