西表島でさとうきび刈り援農に行った時の日記

 

 

1月23日 楽園のゴミ捨て場

・・・人間が生活していれば出るゴミ。開発されてない島々のゴミの管理はあまりにも杜撰でした。

今日は担当が当たらなかったので「久しぶりに休もう」ということになり、みんな朝寝坊。昨日早く寝ていた私は8時前に目が覚めましたが誰も起きてくる気配がなかったので、一人朝食の用意などをしながらテレビのニュースを眺めていました。のぶちゃんが20分後起床。ちょうど、できたてのナンにバターをつけて、野菜ジュースと共に仲良く頂きました。

その20分後フルケンさん起床、続いて、そーた君起床、最後に昨日8時半頃寝ていたしばちゃん起床(普段飲みすぎだから、これは寝だめか?!)みんな起きたのが10時前くらいかな?しばらく休みのダラダラ感を満喫した後、みんなで掃除が始まりました。掃除機をかけて、4〜5日分のゴミをまとめて・・・

2年前、イベントの後のゴミの後始末を手伝ったときは、カンとビン以外の不燃物と思われるものも全部一緒にまとめて、山のゴミ捨て場に持っていくって言っていたけど、その現状は未だあまり変わってはいないみたいでした。(発砲トレー、ペットボトルは回収しているスーパーもあるみたいだけど、ほとんどの家庭は燃えるゴミとして扱っている気がします。)島が大好きなよそ者の私たちにとってできる限り最小のゴミにとどめたいと思ってますが、やっぱりお昼のお弁当はプラスチックの容器に入っているし、お菓子を食べれば袋はゴミだし・・・せめてと思いお昼のお弁当の容器は洗って再利用してもらうことにしました。(最初からそうすれば良かった・・・)

さて、佐藤家のゴミを分別して、車に積み込み、しばちゃんと一緒に一つ隣の部落にあるゴミ捨て場に着きました。

緑の林と田んぼが真下にある崖のような所に、無造作に投げ捨てられたゴミの山。紙もプラスチックも生ゴミもリサイクルできる空き缶までもがもごっちゃ混ぜ!都会と変わらない顔をしたカラス達が群がり、あたりには異臭が漂い、私は切なさと罪悪感で胸が苦しくなってしまいました。でも、この島で出てしまったゴミはここに投げ捨てるしかなかった私です。

恥ずかしながら、通算(多分)9回ほど西表に来ていますがゴミ捨て場を見ることがなかったので、今回は見ておかないと!と思っていたのですが、噂は本当だった。

そういえば与那国島に行ったしゅうさんが「与那国は日本で7番目にダイオキシンの濃度が濃いところ」って言っていたな〜。

・・・なんだか間違っている・・・

道やリゾートを開発する前に、島に持ち込んだ(または持ち込まれた)ゴミをちゃんと処理できる施設を作るのが先じゃないのか!と思わず手がグーになってしまいます。

何年後かにできると言われているゴミ処理場が10年前、20年前にできていたらな〜

 

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