西表の窓
‥‥ 心と生活のリズム ‥‥

憧れを現実に、その思いをそっと

 

「海の恩恵」

 

福井県の美浜町に生まれたワタシ。

物心ついたときから、ワタシの夏の代名詞は「海」かといって、ダイビングでは3本しかもぐったことないし、海の動植物や潮の満ち引 きに関して豊かな知識があるわけでは無いのですが・・・とにかく海が好き!なので す。

4月っていうとこっちではもう十分に泳げる気温。内地でいう7月くらいかな?海の 水温はまだ少し低めですが、日差しは夏!そして蝉の声が聞こえてきます。

今週の火曜日(定休日)には パイン館のお父さん、健一さんの船でみんなでもずく を採りに行ってきました。 ワタシは、初のもずく採り。

合計9人で3時間、浅瀬に碇を降ろして海に浸かり、わっさわっさともずくを網に入 れていきます。巨大ヒトデやナマコと遭遇しながら美味しいもずくがたくさん採れま した。150リットルのクーラーボックスにいっぱい!! でも、「民宿で使う分に は1年分無いね。」ってスタッフのさとちゃんは言ってました。 そう、こっちでは いっぺんに食べる量がスゴイ多かったりするしね。。

今、一般の市場に出回っているもずくはほとんどが養殖モノらしいのですが、ふふ。 天然もずくが採ったその日に食べられる贅沢!これだから島生活はやめられません!と、その日はもずくパーティー。 そしておいしさのあまり食べ過ぎて具合悪くなっ たワタシ・・

反省!

昨日は旧暦の3月3日 「浜下り」の日。沖縄ではこの日女性は海に行って身を清め るという習慣があるらしいです。ワタシも干上がった浜ではありましたが、温水プー ル化した浅瀬で1時間くらい水遊びしてきました。 カラフルな魚たちが寄ってきて 可愛かったです。

こうやって海の恩恵を日常的に受けて生活しているわけですが、やっぱり気になるの が昔と比べて変わってきてしまった海の様子。

死んでしまっている珊瑚、減ってきている魚、増え続けるゴミ・・

こっちに来て、ワタシのアレルギーは大分よくなってきたけど、これから島が変わっ ていくことでまた必ず自分の体にも返ってくるような気がしてならないです。

できることなら、恩恵を受けている海といつまでも仲良くありたいです。

 

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