ヒトリゴト
‥‥空の青さは心の中に‥‥

ときには・・ひとりでぼんやり日記で

 

8月3日 夏の海と遊ぶ

 

7月中続いていた梅雨が今月になってようやく明けて、やっと「まつりうた日記」を 書こうと思う。

夏生まれのせいか(関係ないかな・・・)一般の人よりは暑さに強い方だと思う。暑 くなると熱くなるなので「冷夏」というのはどうも・・・まるで、ビヤガーデンに来 ているのに「本日、生は売り切れました」と言われているような、そんなさみしさが あり夏モードになるのに時間がかかってしまった。

以上、イイワケ。

梅雨が明けてからの私は、まるで目が覚めたように動き出した。

今はレコーディングの打ち合わせ、今月の練習、旅行の段取りをだだ〜っと計画し、 「よっしゃ〜」と一息ついたところである。今月は色々と動くことも多く、楽しみが いっぱいだ。「いつもこうできたらなぁ。。。」と思うのだが、自分をコントロール するのが下手くそである。特に寒いときは自分でも手に負えない。

その日の夕食中に母が「明日、お姉ちゃんが子供達と海行くって行っていたけど、お 父さんとあんたも一緒に行って来たら?」と言った。明日は日曜。予報では明日は晴 れ。珍しく予定が入っていなかった私は「いいかもね」と一言残して部屋に戻った。 少しウキウキしていた。

今年の「初海」は先週末はバイク乗りの友達に誘われて越前海岸までキャンプしに行 った時。

夜は毛布を被らなきゃいけないくらい冷え込んだが、翌日は見事に晴れ、水着を持っ てこなかった私は、「・・・。」としばらく考えたが、気がつけば服のまま平泳ぎ。  ずぶ濡れで海から上がってきた私を見た友達に「うっそ〜ホンマに!」と言われて しまったが、天気がずっと良かったので帰りまでには服も乾き、夕日が映える海沿い をご機嫌に帰った。その日はそれで満足はしていたが、なんせ夏の海は魅力的であ る。

さて、日曜の朝になり、姉に連絡すると「もう父と海に来ているし、子供達が遊びた がっているからはやく来て」とうことだったので、母と急いで用意をし、車で5分の 坂尻の浜まで。

メンバーは姉二人に、1歳半と2歳の甥が二人、もうすぐ4歳の姪が一人、父、母、 そして私である。

母化してしまった姉たちの中、私はこっちの方が近いなぁ・・・と姪や甥達とワーキ ャー言いながら遊んでいた。しかし、遠浅の海岸とはいえ、これくらいの歳の子供達 は片時も眼を離せられない。みんながこうやって大事に大きくしてもらっているんだ なと思うと、命の大切さが見えてくる。

今日の太陽はギラギラ。しっかりと真夏を主張していた。砂利になっている浜は熱く て裸足で歩けない。うっかり裸足で駆け出した甥がビックリして泣いてしまった。こ けてもあまり泣かない子だったが、これはビックリするだろうなぁ・・熱いし。 し かし、それから少しするとまた海に戻って遊んでいた。海が好になっていくのが見え て嬉しい。

お昼過ぎに荷物を引き上げて、近くにある姉の家までみんながシャワーを浴びに帰っ た後も私は一人で泳いでいた。 ・・・というか浮かんでいた。

浮かぶのが好きなのだ。 特に海に。浮かんだまま眼を閉じて、太陽の光を瞼を通し て見る。 赤と 白が 形を変えながら映る。水を通した外の音が聞こえる。 懐か しい・・・

姉の家に着くと、シャワー待ちだったので、浮き輪やシートを外のホースで洗った り、自分も水を浴びしたりして、結局シャワーには行かずそのまま着替えた。シャワ ーよりもそれが気持ちよかった。その後、スイカをみんなで食べた。 これぞ、夏! である。

 子供の頃(小学校時代)は夏休みといえば「海」だった。連日お盆がすぎるまで、 友達、従兄弟、家族、連れさえいれば行っていたおかげで、新学期にはクラスで1, 2位を争うほど黒く焼けていた。

海には沢山の思い出がある。沖縄に惹かれたのも海の印象が強かったせいだろう。

今日の海も、子供の頃の風景とは変わってきてしまっているけれど、今日遊んだ子供 達も負けないくらいこの海を好きになってほしいと思った。

 

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