東京公演からダラダラと東京に1週間ほど滞在していた時に出会った人の事や、思ったことなんかを少し書こうと思います。
公演が終わった次の日は夜が明けるまで打ち上げ。そして沈没。しばらく動けなかったのですが夜になり、誘われるままにナイターに行ったり、帰りにダーツしたり・・・。この日は程良い脱力感を味わっていました。しかし、メールをチェックしていると、公演に来てくれていた方達から感想のメールがきていて何となく「じ〜ん」と。あわてて日記を更新。わざわざ帰ってからも感想を書いていただけるなんてありがたい。
それからお世話になっていた藤縄家から、狛江に住む友達宅に一時引っ越し(笑)その友達(ノリちゃんというステキな絵描きのお姉さん)と、赤ワインとカマンベールチーズでゴキゲンに夜をすごし、次の日の午後に多摩川の河川敷でお茶を飲みながら、話していました。原っぱでは草野球。川縁ではギターのお兄さんがブルーハーツやハイロウズの曲をギターをかき鳴らしながら熱唱していて。そしてそのななめ後ろで三線を弾いているお兄さんがこれまた熱唱。「なんかあの二人似ているね」とノリちゃんと少し笑った。
私は藤縄家にいるときにてっちゃんに「うたったら?」と言われた曲「かなしみが空に はばたくとき」アカペラでノリちゃんに聞いてもらいました。
この曲は東京の藤縄家に来て、二日目の夜の10時くらいから来客があり、藤縄夫婦、ゲストの友達、居候の私共に盛り上がった時に藤縄夫婦がうたってくれた曲です。歌詞は2人の友達のカメちゃんが書きました。
夜中の2時まで三線とギターで唄いまくってしまいました。みんな明日仕事なのに・・・でも楽しい一時でした。
「かなしみが大空に はばたくとき」
かなしみが青空に はばたくとき
雲は雨をよんで 町をぬらすだろう
雲間から光がさす
顔を上げて見つめている
この雨は 大空の涙だから
きっときれいに
なるだろう
かなしみが夜に はばたくとき
雲は月と星を隠し 眠りにつく
次の朝 来る前に
この罪を洗い流そう
この雨は 大空の涙だから
きっときれいに
なるだろう
きっときれいに
なるだろう・・・
(作詞 カメちゃん 作曲てっちゃん)
歌い終わった後で、向こうの川縁のギターのお兄さんが間髪入れずに
「この大空に翼を広げ〜飛んで〜ゆきたーいーよー♪」と絶妙のタイミングで唄ってくれたので、思わずノリちゃんとひっくり帰ってしまった。
笑いながらゆっくり帰りました。
下北沢での公演中はずっと雨が続いていてその度にこの曲が頭の中で回っていて、何となく優しい気持ちになれていました。 それから人に聞いてもらったのは初めて。ノリちゃんは「良いね」と言ってくれました。
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