タビライブニッキ
‥‥うたう角には福来る‥‥

まつりうた日記はライブの様子を記した日記です

 

5月16日 2日目のいろいろ

公演アルバム

昨夜は初日打ち上げのビールをコップに2杯飲み干し、「行っちゃうわけー?」という名残惜しい言葉を背に、前々から約束していた友達宅に向かいました。家に到着して、そのことを友達に話すと「打ち上げってフツウ最終日なんじゃない‥‥?」と言われ、それもそうだなぁ。これから後4日間で一体どれだけ打ち上がるのだろうと、何となく笑ってしまいました。

さて、今日の入り時間には遅れないようにしなきゃ!と張り切って5時前に到着。スタッフの大城さんに「あれ、今日は早いですねー」と言われながら楽屋に「昨日で反省しました」 しかし、その後、藤木さんに「あれー、今日飲んできたねー」とバレてしまった「実は本番までに大丈夫な量と思い、友達とイモ焼酎を一杯」と白状。プロは何にもスルドイ。更には「あと、まちこちゃんさー、舞台裏で公演中にね、小さぁーい音で三線弾いているよね。緊張しているなーと思ったからさー。でも、あの音聞こえちゃうんだよね。」とやさしーく指摘されてしまいました。

私にとっては舞台と舞台の間のBGM、あれが一番の緊張タイム。つい裏で自己リハしておりました。まさか聞こえているとは知らずに・・・ああ、恐ろしい。「シツレイしました!」と自分の素人度にしばらくビックリした顔のまま動けずにおりました。

ここで、芝居の流れを説明しておきましょうね。まず、初めに藤木さんのトークが数分、その後藤木さんが奥で着替えをします。その間私は舞台の下手で三線を唄なしで演奏。そして着替えが終わった藤木さんが一番目の芝居を始めます。その芝居が終わり、次の芝居の着替えをしている間、また私が、今度は唄付きで演奏。そして、藤木さんの2番目の芝居が始まります。その後machikoの独演会(笑)で15分ほど唄わせてもらった後、今度は藤木さんの長編の芝居が始まります。あとは、その芝居の最中に3回、三線の音をセリフのBGMとして入れる所があり、ゲスト出演と言いながらも、最後まで気が抜けないという作りになっています。

そんなこんなで、本日も会場の時間がやって来ました。舞台演出の小松さん達は通路にすだれを掛けたり、それにチラシを張ったり、しながら「ここ、自分たちの楽屋だから」と楽しそう。と思いながら見ていたら、私の楽屋も蛍光灯の明かりから電球の明かりにするように言われました。楽屋からでも光が漏れてしまうとのこと・・・芝居の世界が初めての私にとってはあまり想像もつかないことだらけです。

東京へ行く以前より、どうしても肩に力が入って余裕のあるうたが唄えない今日この頃・・・もしかしてスランプ?いや、ただの小心者?言い訳をいくつも作っても逃げられない今日。「きれいな声ですね」と書かれたアンケートを見て、嬉しい反面ちょっと切なくなってしまいました。ちょうど1年前に東京でソロライブをした時に来てくれていた友達は「大きくなった」と言ってくれたけど・・・

この日は明日の2回公演に備え、ホテルに泊まることにさせてもらった私は「今日こそ打ち上げに最後までいれる!」と内心喜んでおりました。藤木さんとも今回初めてゆっくりお話しできました。「まちこちゃんはさ、三線弾いて日本語で唄うでしょ。それで良いんだって!」という言葉をありがたくかみしめていました。(実際「もっと島唄が聴きたかった」というアンケートもあったりしたので・・・)

2次会は、スタッフの上原さん大城さんそして藤木さんと私の4人で「1杯だけで帰るから」と少し歩いた沖縄料理屋さん「うない」へ行きました。藤木さんの話とステキな空間にステキな時間を過ごさせてもらいました。はぁ〜くじけず明日からもがんばろ。

 

前の日へ | 日記 目次 | 次の日へ

| profile | music | live | discography | diary | photo | link | BBS | home |



アクセス解析 SEO/SEO対策